小さな漁港を望む高台にある神社。 樹齢300年をこえる椿やタブノキがトンネル状に参道を覆い並ぶ 、樹叢(じゅそう)を潜り抜けると、 途中左手にある鳥居から海が見える。 そこにあるのは磯崎漁港という小さな漁港。
拝殿には、 日光東照宮の眠り猫を作った左甚五郎の作と言われるリスとぶどう の彫刻が。
こちらでお祀りするのは少彦名命(すくなひこなのみこと)。 天地創造の三神の一柱、高皇産霊神(たかみむすびのかみ) の指の間からこぼれ落ちた小さな神様で、 海の向こうからガガイモという芋の皮の船に乗って、 小鳥の皮を着て現れたそう。それだけ小さな神様は、大国主命( 大名持命の別名)とペアで国造りをしているので、 神社でお祭りされる時は二柱一緒に祀られることが多いそう。 先日お参りした大洗磯前神社は大名持命をお祭りしていて、 兄弟神社なのだそう。ご兄弟、コンプリート!
少彦名命は医療薬学の祖神なので、家族の健康を祈願。 お酒に温泉の神様、そして恵比寿様という別名もお持ちの神様と、 御神徳がたくさん。
最後にぐるっと本殿を周り、帰りには、約6, 500年前の中世大白亜紀層の岩や磯を眺めながら、 海岸沿いに南下した。
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